あなたが、これからカードローンに申し込もうと考えているのなら、絶対にやってはいけない5つの間違いに注意してください。
- 自宅、勤務先の住所や電話番号を間違えない
- 他社利用件数は正直に申告する
- 勤務先を正直に書く
- 年収を多めに申告しない
- 無理なく返済できるかよく考える
そんな間違いや嘘はつかないよと思う人もいるでしょう。でもいざ申し込む段階になると、審査を有利にしたくて「これくらいは・・・」と嘘を付いてしまう人も意外と多いのです。それに実際借りるときは慌てていることも多いです。間違いであっても嘘だと思われたら審査に影響するでしょう。だから、この5点はとても大切なチェック項目です。
やってはいけない5つの間違いのポイント
やってはいけない5つの間違いや嘘について詳しく解説していきます。
自宅、勤務先の住所や電話番号を間違えない
急いでいるからでしょうか、住所や電話番号などを申込書に記入するときに間違える人が多いそうです。特に郵便番号、番地の間違いが多いそうです。ちょっとしたミスは誰にでもあることですが、それが普通より少し多いと再確認のために審査に時間がかかったり、漢字の間違いや字が汚かったりすると、いいかげんな人間=お金ちゃんと返してくれないんじゃないの?という印象を持たれることがあります。消費者金融も最後は人が判断しますから、マイナスの印象を与えないよう申込書は何度も見返して書くようにしましょう(いまは借入の申込みはWEBからおこなうので字が汚いということはないと思いますが。)

あと、申込書だけでなく、電話の対応も気をつけた方がいいです。申込みをすると確認の電話がかかってきますが、そのときオペレーターに対して友達口調だったり滑舌が悪い、威圧的な態度ととられるような対応をすると、それもこの人ヤバいんじゃね?って思われかねませんから気をつけましょうね。
他社利用件数は正直に申告する
どうしても借入を受けたいがために、他社の借入の件数や金額を少な目に申告してしまうと審査に落ちる原因になります。正直に申告しましょう。
消費者金融会社は「信用情報機関」というところから、あなたが今現在、どこからいつ、どのくらいの借入があるのかという情報を取り寄せることができます。信用情報機関の情報は、消費者金融、銀行などが共有している情報なので他社の借入状況でも分かるのです。どうせ分かるんだったら、なぜわざわざ申告させるのかと思われるかもしれません。正直で誠実な人かどうかが審査で見られているということです。
勤務先を正直に書く
借入の審査は、勤務先の会社規模や勤続年数、役職などが審査対象になります。特に無職の人はどやっても借りることは出来ませんから諦めましょう。
たとえば勤務先をクビになったにも関わらず、まだ勤めていると嘘をついたとしましょう。しかし、消費者金融や銀行は間違いなく勤務先に確認の電話をしますので嘘はすぐにバレてしまいます。あと、勤務年数をごまかすために転職した事実を隠し、以前の勤務先にまだ勤めていると嘘をつくのも同様にいけないことです。
そんなことをすると、今回だけでなく今後もお金を借りられないブラックリストに入れられてしまうこともあるので注意しましょう。

「勤務先に電話確認が来るなんて、同僚や上司に借金がバレたらどうしよう・・・」そんな心配はいりません。ほとんどの大手の消費者金融では、お勤め先に消費者金融からとは分からないように個人名で電話してくれます。それに、あなたがいつも営業で外出していても同僚が「ただいま○○は外出中です」と誰でもいいので電話で応対すれば、その会社に「在籍」していることになるのでそれでOKなのです。
家族にも内緒にしたいという人もいるでしょう。そういう人も正直にオペレーターに伝えればうまく対応してくれます。
年収を多めに申告しない
年収が多い方が借入金額は多くできますが、最初は誰でも50万円〜100万の融資枠しか契約してくれないので年収をごまかしても意味がありません。それに、年収は勤務先や年齢、役職、勤続年数でだいたいこれくらいという予測をされ、もしそれより高めの年収が申告されると年収証明書の提出を求められることもあるので注意しましょう。

また、実は給与の高さより勤続年数の方が審査に影響するようです。年収は高いが転職してまだ1年の人が審査で落とされ、スーパーのパートをもう5年もやっている主婦が審査に通ったなんてことは本当にある話です。だからといって勤続年数もごまかしたりしたらいけませんよ!
無理なく返済できるかよく考える
お金は貸してくれるだけ借りようなんて思ったらいけません。いま本当に必要なだけのお金を借りるようにしましょう。そして、無理なく返済できるかどうか、よく考えましょう。
もし、50万円の融資枠の契約をもらえたからといって、必要以上のお金をATMから引き出してはいけません。最近は1000円単位で引き出せるATMもありますから、今月は3000円だけ足りないなら3000円だけ借りるようにしましょう。必要以上のお金を借りると使わなくてもその分利息が毎日かかりますから、必要なときちょこちょこATMに行く方が経済的です。
また、消費者金融や銀行によって金利が違いますが、毎月の最低返済金額も違いますから、毎月の返済が心配な人は、最低返済金額がより低いところを探してみましょう。ただ、返済金額が少ないとその分元金もなかなか減らないのでトータルでの支払い利息は増えますから注意しましょう。トータルの利息が増えても毎月の負担が少ない方が生活が破綻しにくいですから、計画的な返済をしたい人はそういうやりくりも賢い方法です。
以上のように、借入するときの注意点はいろいろあります。基本的にウソをつかないように注意することが大事です。正直に申告してお金が借りられなかったら、それは自分はお金を借りてはいけない人(今の状態)であり、消費者金融や銀行はきちんとそれを判断してくれたと前向きに考えましょう。
しかし、実際お金がなくて明日食べるものもないという人は、生活保護の申請をするといいでしょう。単純に欲しいものを買うためにお金を借りたい人は審査に通らなかったら諦めましょう。