賢い返し方を知っている?知らないと損する賢い返済方法と返済に困ったときの対処法

カードローンの返し方は、消費者金融の専用ATMの利用だけだと思っているかもしれませんが、他にも方法はあってもっと便利に返済できます。

またカードローンは返済が早ければ早いほど、同じ金額を借りていても利息分が減るので返済金額が少なくなります。

ここでは、賢い返済方法とカードローンの返済に行き詰ったときの対処法を紹介します。

カードローンの返済方法の種類

消費者金融や銀行によって返済方法は違いますが、主に4つの返済方法があります。

専用ATM・コンビニATMの利用

コンビニの多くは24時間営業をしているので、コンビニATMなら深夜の仕事帰りや早朝などでも返済できるところが便利です。

専用ATMもコンビニATMも自分でATMまで行って支払いをしなければならず、返済期日を忘れて延滞をしてしまうと高い金利がつきますが、通帳に記録が残らないので家族に知られずに返済したいというときに助かります。

口座引き落とし

口座引き落としは毎月自動で引き落としされるので、返済期日を忘れる心配がありません。毎回ATMにまで出かける手間もないです。

しかし、通帳に記録が残ってしまいます。

ネットバンキングの利用

一部の銀行系カードローンの場合、ネットバンキングからの返済が可能です。パソコンやスマホを使って日時や場所を気にせずに返済できます。

しかし、通帳に記録が残ります。

銀行振り込み

普段自分が利用している銀行から振り込みをすることも可能です。自分が普段使っている銀行なら利用をしやすいことでしょう。

しかし、銀行振り込みは手数料がかかり、通帳に記録が残ります。あまりメリットのない返済方法です。

手数料無料のATMを使う

賢く返済をするなら手数料無料のATMを使うことをおすすめします。

コンビニや提携の銀行のATMを利用すると手数料がかかる場合があります。1回の手数料は100円から200円ほどで1,2回の利用なら大きな負担になりませんが、これが5回や10回にもなると手数料だけで大きな金額になります。

自社ATMなら手数料無料の場合が多いです。駅周辺なら手数料無料の自社ATMを設置していることがあり、こちらを利用すれば手数料の負担を軽減できます。

返済期日を給料日後に設定する

カードローンで怖いのは延滞をしてしまうことです。延滞をするとペナルティーとして通常よりも高い金利がついてしまいます。

カードローンは毎月決まった日に返済をしていきますが、延滞を防ぐために返済日を選べるようなら給料日後に設定をするとよいでしょう。給料が入った後にまず返済をしてしまえば、「お金を使ってしまって返済する分がない」ということを防げます。

繰り上げ返済をする

毎月の最低返済金額が設定されますが、この金額しか返済できないわけではありません。カードローンは返済が早いほど利息の負担が減るので、余裕があるようなら早く返済してしまいましょう。

期日前に返済をする場合、消費者金融に連絡をする必要がない場合がほとんどです。このため、思いついたときにATMから返済ができます。

ただし、毎月の最低返済金額よりも多く返済をしたからといって、次の月の返済額が少なくなるわけではないので、この点は注意をしてください。

返済に行き詰ったときの対処法

毎月お金のやりくりをして決まった金額を返済できることが理想ですが、何らかの理由で返済に行き詰ってしまうことがあるかもしれません。そのような場合、どのように対処をしたらよいのでしょうか。

副業をする

時間や体力に余裕があるなら副業をするという方法もあります。お金が足りないのであれば、少しでもお金を増やす努力が必要です。月に数万円でも返済が楽になることでしょう。

ただし、会社によっては副業を禁止していることがあるので確認をしてください。

返済計画の見直しを相談する

どうしても返済が苦しいようなら、返済計画の見直しを担当者に相談してみましょう。本当にぎりぎりまで困ってから相談をするのではなく、早めに相談をしてください。相談をすることで毎月の返済金額を減額してもらえたというケースは少なくないようです。

ただし、返済期日が長くなる分利息が高くなります。

債務整理を相談する

返済計画の見直しををしても返済が難しい場合は、弁護士や司法書士に債務整理を相談することを考えた方がよいかもしれません。

債務整理の申し込みをすることで、返済の催促の電話がストップし、遅延損害金の発生もストップします。

本当に困ったときの最後の手段として考えましょう。

まとめ

カードローンは、少しでも早く返済をして、手数料を抑えることがポイントです。手数料無料のATMを利用する、繰り上げ返済をするといったことで、賢く早く返済していくことができます。

延滞をすると高い金利がつくことが怖いので、計画的に返済をしていきましょう。

また、返済に困ったときにはぎりぎりまで待つのではなく、早いうちから対処をすることで本当に困った事態を防げます。