意外と忘れてしまっている！カードローンを利用するリスクについて

カードローンは簡単に借りられると思っている人はいませんか？

テレビＣＭや電車の中でも広告などで目にすることが多いため身近なものだと思っている人も多いですよね。また、最近では「即日融資」「簡単に借りられる」と言ったことを謳っている会社も多いため、安易に借りようとする人が増えています。

ですが、実際はカードローンで人生が転落してしまうというケースもあります。では、どんなリスクがあるか紹介したいと思います。

カードローンは金利が高め

ローンを組むときに用途が限定されているものも多いですよね。例えば住宅ローンなどがそれにあたります。ですが、カードローンは用途が限定されていないため、その分金利が高くなっているのです。

金利は高ければ高いほどリスクが発生するのでカードローンはローンの中でも危険性が多いです。また、比較的借りやすいカードローンほど金利が高い傾向があるので、リスクを避けたいなら審査に時間がかかるかもしれませんが、金利が低いものを選ぶようにしましょう。

カードローンは利便性がとても良いので、手軽に借りられてしまいます。人気があるカードローンではコンビニATM、ゆうちょ銀行、大手金融機関のATMと提携しているケースもあり、ますます便利になっています。

このように利便性の高さからカードローンの大きなメリットがありますが、その反面「いつでも借金ができてしまう」というリスクがあることを考えなければいけませんね。コンビニに行けばすぐに借りられることから「お金がなくなったらまた借りよう」と借りる理由も安易になってしまいます。

そして、お金を借りることが当たり前になってしまい、ズルズルと長期間返済し続ける利用者が多く、そのうち、利息ばかりになって返せなくなったというケースも少なくありません。カードローンは便利だからこそ発生するリスクもあると知ってくださいね。

カードローンの返済額は借りる金額によっても違いますが、誰でも返済しやすいように、比較的少ない金額から設定することが出来ます。少ない金額で返済していけば良いと思うと借りるときのプレッシャーが小さくなり借りやすくなってしまいます。

ですが、その反面返済がなかなか進まないので返済が長期化してしまいます。そうなるとリスクがどんどんかさんでしまうため、返せなくなるリスクが発生してしまいます。金利のリスクを減らすためには出来るだけ早めに返すのが一番良いです。

お金を借りることを周囲に言う人はいませんよね。中には同じ家に住んでいる家族にすら言わない人はたくさんいます。カードローンを返済できなくなると当然催促を受けることになります。そして、催促の方法は電話、自宅への郵送が通常です。

もし、家族に内緒で借りたとしたらこの催促でバレてしまうというケースは少なくありません。特に家族に内緒で借りているとカードローンを利用したことで信頼性がなくなり、家族が崩壊してしまうという事もあります。お金を借りた以上は必ず返さなくてはいけないということを忘れないようにすることが大切です。

どうしても返済できない場合は自己破産を検討せざる終えません。中には家族に肩代わりしてもらったという人もいますが、そういう人ばかりではありませんよね。自分で作った借金は自分で返すのが当たり前なので誰かが代わりに返してくれるなんて思わない方が良いでしょう。

そして、自分でなんとかしなければいけない場合は自己破産になってしまう可能性があります。自己破産とは債務整理の手続きのひとつで裁判所に返済不能状態を認めてもらうことで、すべての借金をなくしてもらうための手続きのことです。

借金を代わりに返済してもらうというとメリットが大きそうですが、その代わり様々なデメリットが発生します。

という大きなリスクが存在します。特に信用方法に載ってしまうと、住宅ローン、クレジットカード、自動車ローンなども利用することが出来なくなるので大きなデメリットになるでしょう。そして、一定以上の財産は処分されてしまうので、自分が持っている財産はほとんどゼロになってしまいます。

つまり、自分が築き上げた財産がすべてなくなってしまうので、自己破産にはかなりの覚悟が必要です。

このように、カードローンを利用するリスクを紹介しました。今は安易に借りる人が多く、リスクがあることを忘れてしまっている人が多いですよね。また、即日融資、簡単に手続きできると言われているため、安易に借りてしまう人が増えるのでしょう。

貸す側はリスクのことは教えてくれないため、自分自身で知っておく必要があります。どうしてもお金を借りなければいけないということになったら、このようなリスクを考えて借りましょう。