30歳会社員、セミナーにはまり、キャッシングを繰り返して、借金地獄に

私は、新宿区に住む30歳会社員です。日々、会社の仕事に追われていますが、かつて、キャッシングをしまくり、借金地獄にあったときのことを書こうと思います。

あれは、会社に入りたての頃でした。将来、起業をしたいなと思っていたときのことでした。自己啓発に関する本を色々と読み漁っていました。

すると、自己啓発の本にセミナーの案内がありました。本で読むだけでなくて、実際に会ったらもっと変わるかもしれない。そう考えるようになりました。

そして、セミナーに出ることにしました。セミナーは、安いものでも5万円くらい、高いものになると合宿形式のもので、30万くらいするものもありました。そして、セミナーに出るとすっかりとはまってしまいました。なんだか、自分は成功しているように感じてしまうのです。そして、もっともっといっぱいセミナーに出たいと思うようになりました。起業したくてしょうがない気持ちがいっぱいで、とにかく、セミナーに出て、その気持ちを抑えているような感じでした。

そして、いくつもセミナーに出ているうちに、お金が底をついてしまいました。お金が無くなってももっとセミナーに出たい、そう思うようになりました。

そして、ある時、一回だけならいいかと思い、キャッシングをすることをしてしまいました。

キャッシングは、本当に簡単にできてしまいました。ATMから簡単にお金を下ろすことができるのです。キャッシングをして、セミナーに出るともっともっとセミナーに出たいと思うようになりました。

そして、セミナーに出るために、さらにキャッシングをするようになりました。一度キャッシングしてしまえば、感覚がマヒしてしまい、いくらでも使っていいような気持ちになってしまうのです。

そして、キャッシングをし続けた結果、月々の支払がとんでもない額になってしまいました。そして、最終的に、支払いをすることができなくなってしまいました。

その結果、キャッシングの会社から督促の電話がかかってくるようになりました。毎日のようにかかってきます。本当に、電話がかかってきて、頭が痛くなってしまいました。

そんなある時、もうこんな状態ではいけないと思うようになりました。そこから、もうキャッシングはするのは辞めようと思いました。そして、持っていた車を売りに出し、ようやくキャッシングの借金を返し始めることができました。そして、セミナーにも出なくなったので、お金に余裕ができて、返済することができました。

まとめ

自分の収入に関わらず、支出をしてしまっているときは、要注意です。自分の収入の中で、しっかりと計画的に支出していく必要があります。自分の場合には、それができず、とにかくセミナーに出ることだけに意識が集中していました。そして、一度キャッシングしてしまえば、キャッシングは、どんどんとする癖が出来てしまいます。キャッシングをする際は、相当気を付けてする必要があると思います。