独身男、無職、マンション売却の損失補てんに50万借りました

現在は岡山市に住んでいる40代です。前職で東京都板橋区のマンションに住んでいました。このマンションはローンを組んで購入したものだったのですが、転職に伴い売却を決心しました。キャッシングの話はこのマンションの売却で利用したものとなります。

マンションを引き払うことになったので、以後の扱いについて不動産屋に相談しました。賃貸と売却のそれぞれで見積もりを依頼したところ、どちらにしても自分にとっては損失になるとの回答でした。ローンが残っている状態ではありましたが、賃貸で維持していく上で必要な経費などを調べていくうちに、売却した方がその後の損失もまだ少ないという結論に至りました。

ようやく買い手が見つかったのは、引っ越してから1年半ほどたった頃です。しかしながら、先方の提示した金額はこちらの希望額よりも300万円以上低いものでした。売却の損失で貯金の一部を切り崩すことになることは覚悟していましたが、その額を超えた予想外の損失となりました。それでも売却することにしました。

ほとんどの貯金を切り崩すことになりましたが、それでも差額が80万円ほど不足していました。この額が先方の支払っている手付金とほぼ同額であったため、一時的な方法としてキャッシングに頼ることにしました。キャッシングを利用したのは、この時が初めてです。初回利用の場合は30日間無利息のシステムを利用すれば、売却までに金額をそろえることができると思いました。

当時は正社員であったため、審査はスムーズに通過することができました。ただし、初回利用の際に融資額には限度があることを知らされ、結局2社からそれぞれ借り入れることになりました。借り入れた会社はアイフルと楽天カードキャッシングで、50万円と30万円でした。無事にマンションの売却をすることができ、その翌日に受け取った手付金で両方の借入金を返済しました。

はじめてとはいえ、キャッシングを利用したことには強い抵抗感がありました。無利息期間の制度がなければ、家族に借金をしていたと思います。自分の中では無利息で返す前提だったとはいえ、店舗から返済計画の概要は知らされます。毎月の支払額もそうですが、利息を含めた総額と返済期間の長さに驚きました。キャッシングの利用については、返済の目途がイメージできない限り利用しないようにしようと思いました。